こんにちわ。
べーやんです。
最近あったかくなってきたせいか、自転車のメンテナンスや製作の御依頼を多く頂いて本当にありがたい限りです。
今日はそんな製作車両を御紹介。
今回製作させて頂いたのはKATAKURA SILK.
店頭にあったフレームからお選び頂きました。
パッと見でこの渋い感じですが、オーナー様は女性の方です。
基本的には「パーツのことはそこまで分からないです…」とおっしゃっていたので、ご要望を聞きつつ、僕の方でカラーリングやパーツ構成をすすめさせて頂きました。
パーツはほぼシルバーでまとめて、ホイールはリムにhard anodizedというグレイのカラーを入れてシルバーでギラギラなりすぎないようにしました。
ハンドルは安定のNITTOをチョイス。
形はB352を選びました。ハンドルにはめんどくさいこだわりを持っていると自分で思っている僕のなかで一押しの型です。
B302やB602もいいのですが、ライズが高いのがあまり好きでないところと、個人的にはB352の方がクラシック感が出るところが推しですね。
ライトはつば付きの砲弾ライトを。こちらはオーナー様が一目見て「これで」と即答されたライトです。
これもまた一層雰囲気が出ますよね。
サドルはBROOKS B17Sをチョイス。
こちらも皮サドルを使用したいとのご要望で、女性なのでB17でも小ぶりのB17S(short)をおすすめしました。
ハンドルグリップ部はサドルと同じBROOKSのマイクロファイバーテープを選びました。
同じBROOKSなのでカラーもサドルと合わせることが出来ますし、マイクロファイバーなのに皮の風合いかつ、皮よりリーズナブルなので、こちらもオススメですね。
クランクはちょうどタイミングよく入ってきたusedのデュラエース。
当たり障りなく名品です。
そしてペダルは僕らの代名詞三ヶ嶋です。僕の中では「築地」と呼んでいるこのペダル。これまたグッと雰囲気がでるんです。
「こんなペダルあったの?」とよく言われるのですが、三ヶ嶋さんは様々なタイプのペダルを製作されているので実はこんな実用車向けもあるんです。
こちらもオーナー様に見て頂いた瞬間「これで」と即答でした。
ホイールはcycrocハブを使用してH plus sonのTHE BOXリムを使用しています。
このハブ、度々紹介させて頂いてますが本当によく回ります。
しかも前後セットで値段もリーズナブルなのでお財布にもやさしいです。
ギアは女性なのでフリーギアにしました。ギアも固定かフリーかで少し悩まれましたが、最終的にフリーギアになりました。
慣れたら固定にも挑戦してみてくださいね。
こんな感じで今回は渋いクラシックスタイルな1台が完成しました。
皆さんも春にむけて組んでみてはいかがでしょうか?
お気軽に御相談くださいね!!